建築工事において最も重要で複雑かつ繊細な工事である基礎工事ですが、未だ基礎工事業界の地位は確立されておりません。
私たちの業界は今、若年者の入職が減少し労働者の高齢化は進み、技能継承はおろか事業の継続すら難しい状況にまで陥っています。
しかし、建築工事において基礎工事業者は今後も必要不可欠であり、このさき基礎工事業界が健全で永続的な発展をしていくためには、業界の地位や労働者の労働条件が改善され、誇りと生き甲斐の持てる業界にしていく必要があります。
そこで相互扶助の精神に基づく事業協同組合を設立し、対外的信用力を強化するとともに、組合員企業の経営の安定と社会的・経済的地位の向上を図り、延いては地域社会に貢献することのできる「人」と「企業」の形成を目指すことを設立の目的とします。